ちょっち、「代表取締まられ役」が考えたこと。 -129ページ目

人生の目標はあった方がいいのだが…

人生の目標はあった方がいいに決まっている。正論だ。ところが世の中にはそれが見つからずに漠然とした不安を持ちつつ日々の仕事に追われている人がいる。そういう方々は往々にして忙しく、考える時間が無いと言う。そんな訳ないと思うのだが仕方がない。

これは私の個人的な意見だが目標より重要なことがあると思う。それは、「何が好きか」ということ。「何が好きか」を自覚しない限り、目標など決まらないはずだ。

「何が好きか」が分かれば「何をすべきか」が分かる。それを目標にすればいい。単純なことだ。

先日、sarisari777netさんの読者になった。そのお返しに私の読者になってくれた。

sarisari777netさんは思慮深い方だと思う。毎日のブログが下記のような出だし。

 あなたが創造したり獲得したりするものは、
 すべて願望という形から始まるのです。


 行動の価値は、それに必要な勇気によって決まります。

 目標に対して忠実であること、これが成功のための第一原則です。

 自分が何を望んでいるのかわからないのであれば、
 チャンスがなかったなどと言ってはいけません。



目標を考える指針としてsarisari777netさんのブログは役に立つような気がします。

■sarisari777netさん
http://sarisari777net.ameblo.jp/

クロネコヤマトがやってきた。

野良猫の「ししゃも」はもうすでにその名前に相応しくないほど魚肉ソーセージしか目に行かなくなったしまった。さすがに「魚肉ソーセージ」という名前は不憫なのでどうしたものか考えていた。その時、クロネコヤマトが荷物を届けにやってきた。

命名「クロネコヤマト」。

「クロネコヤマト」は野良猫なのでうちに来るのはエサが目当てだ。最近では、エサを準備していないと「まだかにゃ~」との声に、家内が「クロネコヤマトが来たよ」と言い。私はそそくさとエサを準備する。

「ネーミングは重要」という話でした。

130億円あったら何をしますか?

眠れなかったので、ビデオで映画を観ました。

「ウインド・トーカーズ」 ジョン・ウー監督 ニコラス・ケイジ主演
ストーリー:第二次世界大戦中、米国軍が、ナバホ族の言語を用いて暗号を作った。暗号通信兵は戦場の最前線に赴き戦況を本部に伝える危険な任務がある。
通信兵には、護衛の兵士がついている。護衛兵士の任務は、1)暗号通信兵の安全確保 2)極秘暗号の死守。つまり、通信兵が日本軍の捕虜になると暗号を解読される恐れがある。「捕虜になりそうだったら通信兵射殺せよ」、というものだ。

映画本編の感想は別として、驚いたのはこの映画制作費が130億を超える!というもの。金額だけで換算すると、イチロー(年棒約47億4000万円)はあなたと3年間キャッチボールをし続けてくれたり、毎日3食吉野家の牛丼を9万年以上食べ続けることができたり、インフルエンザのワクチン(2,500円として)が520万人分。

130億円あったら何をしますか?

些細な出来事がきっかけで、歯車が狂いだす

些細な出来事がきっかけで、歯車が狂いだす。道を歩いていても目の前の信号が赤になる。立ち止まって、歩き出す。すると、次の信号も…。運気が下がっている時はそんなものだ。ため息を深くついた。すると、突然種田山頭火を思い出した。

山頭火は禅僧として各地を行乞し、数多くの句を残した「自由律」の俳人だ。ひとつご紹介しましょう。

  鉄鉢の中へも霰

鉄鉢とは、行乞の際に禅僧が両手に持っている椀のことです。その中に小銭や少量の米などの恵みをいただきます。おそらく、霰(あられ)が降りしきる中に山頭火はじっとたたずみ行乞をしていたのだろう。降りしきる霰は辺り一面に落ち、消える。そして、山頭火が手に持つ空であろう鉄鉢の中に霰が降りこむ…。
私の好きな句がもうひとつ。

  分け入つても分け入つても青い山

反論する時

随分前だが、サンデープロジェクトを見た。特集は「これでいいのか?郵政民営化」で、田原総一朗氏が竹中金融・経済財政担当大臣に切り込む。何かの質問の回答にコメンテーターであり経済ジャーナリストの財部誠一氏が噛み付いた。

「それは、世界のどこにも存在しません。イギリスポストはドイツポストに買収されるかもしれない訳ですから」

先例を元に反論するのはどうしたものか。改革は前例に学びつつ、組み合わせ、新しい展開を引き出すものだ。「郵政民営化」の是非は別として、物知りな人は闇雲に比較が好きだという話にしたい。

会社組織において、物知りな人は古株だ。業界のことを知っているから重要な存在である。とはいえ、活用を誤ると組織が硬直する場合が多々ある。

「そんなの他所じゃやってないよ」
「そんなのやると、どう思われても知らないよ」

古株は言い方も乱暴で否定的だ。ここで乱すことなく、否定的な発言に否定を重ねても仕方ないので、他所をもっと調べてもらうのが一番ではないかと思う。

※財部誠一氏を批判的に書いてしまったが前述の件だけで、財部氏の存在を否定しているのではない。個人的にはすばらしい方だと思う。その根拠として、財部氏はサッカーファンで4級審判の資格を持ち、ご子息のサッカーの試合の時は恐縮しながら、番組を欠席した良き父親でもあるそうだ。

雨を見る

朝方まで仕事をしている今現在、午前5時42分。台風の影響で雨が降り続いている。ふと、鈴の音が聞こえた。窓を開けると「ししゃも」がいる。野良猫も大変だ。

早速、魚肉ソーセージを小分けにしてあげた。最近は手のひらに乗せても寄ってきてむしゃむしゃ食べる。

普段なら食後はほたっておくといつの間にか居なくなるのだが。今日は違う。部屋の中から外をじっと見ている。

何を考えているのだろうか?

提案における「相手の気持ちを考える」ということ

今週読んだ本は、「CEO logic」(レイ・ジョンソン著・中経出版)にリスク分析の項目があります。

  事業とはある計算されたリスクに挑戦し、お金を儲けることである。
  計画を立てることの目的はすべてのリスクを排除することではなく、
  どのリスクなら負うか決めることである。
  重要な鍵は、リスクの大きさと性質を理解することで、
  そのリスクを許容できる範囲内に管理することだ。

起業をお考えの方はそっくりそのまま解釈していただくとして、その他の方々にも意味深い内容が含まれています。つまり、何かを提案する時には自分本位ではなく相手のリスク分析をしっかり行わないと、その提案は通らないということです。

難しいのは、そこに、自分だけ都合の良い思い込み、楽観、希望が加わるから問題が発生する。「相手の気持ちを考えなさい」という教えは提案採用、交渉成立、自己実現のための準備には欠かせない要素でしょう。

「チャンスは準備を怠らない者の頭上にある」。そりゃそうだ。

会社における不幸な人 ~被害者が加害者になる~

最も不幸な人材はリーダーとしての資質を持たない上司の下で働いているスタッフなのかもしれません。当然プロジェクトはうまく進展するはずがない。さらに、スタッフはそのような状況下でキャリアを積むのは困難です。仕事をこなすことは覚えても手本になるリーダーを見ていないのでいざ自分がリーダーになると右も左も分からない。
俺のことだと思ったら危険な兆候です。
なぜなら、その内、新人が入社し、準備のないままリーダーとなり、振り出しに戻る。つまり、いつの間にか立場が逆転してしまうのです。

悪循環です。

リーダー資質を持つ人材がリーダーになるのか。
年功序列でリーダーになるのか。

私はどちらでもいいと思います。とにかくそれなりのスキルを持った人が増えないと悪循環は断ち切れないのだろうな、と私は思います。

老子の言葉

先日、本屋にふらっと入り手にしたのが中国のことわざを集めたものです。
ここ一年近くはビジネス書ばがり読んでいたので新鮮でした。

中でも、老子の言葉で

 いかなる難事も容易なことから生じ、
 いかなる大事も些細なことから始まる。


ということわざがありました。しかし、問題はここから。
”容易なこと”や”些細なこと”も本当にどうでもいいようなものと将来の大事に繋がるものがありますよね。大切なのはそれを見極めながら考えて実行しなければならない。と私は思います。

先日、読者になっていただいた【日刊】名言blog 友をえらばば書を呼んで、六部の狭気四分の熱さんは毎日ことわざをブログで紹介している。個人的には、ことわざとエロネタをひっかけて紹介してくれると楽しいのになあ、と思うのですが、どうでしょう。

■【日刊】名言blog 友をえらばば書を呼んで、
六部の狭気四分の熱さん

http://kaz.ameblo.jp/

モチベーション管理、ストレス管理

モチベーションやストレス管理において重要なポイントは、ネガティブ要因を如何にプラス思考で転化するかにある。人間は完璧でない分、時には言い訳や自己弁護に走る。しかし、そこに相手の存在を忘れずに発想転換ができると優秀な人材だ。

先日、読者になっていただいた広島で働らく男さんは何ともすごい発想の持ち主だ。

顧客との打合せや商談で遅れた場合、
「すみません」と謝るのではなく、
「待っていただき有難うございます」と
発言するようにしている。


関心しませんか?この発想。すべての顧客に当てはめるわけには行かないし、ましてや、約束の時間に遅れることはタブーなのであり得ないはずという前提だけれども、こんな発想ができる人材は勢いがあるし、仕事ができるはず。

■広島で働らく男さん
http://mamekarin.ameblo.jp/