役割 | ちょっち、「代表取締まられ役」が考えたこと。

役割

プロジェクトXを見た。SONYにおけるCCDカメラ開発の話だった。
ふと、考えたのは「成功パターン」のこと。本編におけるそれは、下記。

 1) 日陰に追い込まれたエンジニアがあるアイデアを思いつく。
 2) たったひとりで実験機を作る。
 3) 影響力を持つ“ある人物”に披露する。
 4) すると、“ある人物”が、プロジェクトチームにする。
 5) 開発が始まるとチームは問題を抱える。
 6) それを聞いた“ある人物”は、問題解決に手助けをする。
 7) しかし問題はすべて解決しない。
 8) スタッフの一人が大きな問題の解決をする。
 9) “ある人物”が販売の仕組みを作る
10) 販売開始時期が決まる
11) 製造・販売の準備が着々と進む
12) プロジェクトチームは焦る。
13) “ある人物”が突然亡くなる。
14) プロジェクトリーダーは困惑する
15) プロジェクトチームは開発で新たな問題を抱える
16) チームメンバーが一丸となって問題を解決する
17) 開発に成功する
18) プロジェクトが成功する

プロジェクトXというテレビ番組は、すべて苦難の後に成功した内容だ。番組に成りえない小さな成功や無数の失敗したプロジェクトがある。逆説的だが、それ以上に立ち上がらなかったプロジェクトもある。

私たちは、仕事をする上で何らかのプロジェクトに関わっている。

ある人はプロジェクトの原動力として何かを成し遂げるかもしれない。
ある人はプロジェクトの協力者として何かを成し遂げるかもしれない。
ある人はプロジェクトの問題発見者として何かを成し遂げるかもしれない。
ある人はプロジェクトの問題解決者として何かを成し遂げるかもしれない。
ある人はプロジェクトの推進者として何かを成し遂げるかもしれない。
ある人はプロジェクトを維持する者として何かを成し遂げるかもしれない。
ある人はプロジェクトを発展させる者として何かを成し遂げるかもしれない。

どの人が欠けてもプロジェクトは成功しない。

■プロジェクトXhttp://www.sony.co.jp/